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今日も都市伝説。好きな話だからしばらく続くかも・・・。
まずは話の概要から。 先輩のアパートで飲み会が開かれた時の事。友達数人で集まって楽しい時間を過ごしていると時間も遅くなったので、解散する事になった。 駅までの帰り道、ふとバッグの中を見ると忘れ物をした事に気付いたので部屋に戻る事にした。 アパートの電気は消えている。「もう寝たのかな?」そんな事を思いながらドアノブに手を掛けるとカギは開いている。起こすのも悪いと思ったので、電気はつけずに忘れ物を見つけ、「お邪魔しました―」とだけ行ってその日は帰った。 翌日先輩の部屋へ行くと警察が集まっている。なんと先輩が殺されていたらしい。 「そんな・・・じゃあ自分があの時電気を付けて先輩を起こしてあげてれば・・・」 そう言うと警察が部屋の中を見せてくれた。すると部屋の壁には血で 「電気をつけなくてよかったな」 と書かれていた。つまりあの時既に先輩は殺されており、犯人は部屋で息を潜めていた。 もし電気をつけていたら自分も殺されていたのだ。 とまぁこんな話。しかしこの話現代では少々厳しい。普通は忘れ物に気付いたら直接行く前に携帯で確認するのが普通。「今から行っていい?」とかね。ここで先輩の安否が分かっちゃうとこの話の面白さは半減してしまう。 ならそれをさせないために携帯を部屋に忘れたという設定にしてはどうか?残念ながらこれも少々難しい。というのも、携帯は今や若者のほとんどに普及している物だから、自分のものか確認するためにとりあえず待ちうけ画面とか見る。暗い部屋の中なら尚更である。 携帯画面の明るさというのは半端ない。アパートの一室くらいならほとんどの物のシルエットを照らし出す位の光力がある。となれば犯人、最悪でも先輩の死体には気付くだろう。これじゃあオチが盛り上がらない。 つまりこの話を人にする際は、設定をうまく現代風にいじって野暮な突っ込みを防ぐ努力をしておかないと、面白くなくなるから注意しましょう。おしまい。
by kerokerorinrin
| 2005-02-11 02:17
| 都市伝説
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