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さっき漫喫で武士(もののふ)に出会った。
古来より男の度量を試す方法として、厠でカギを掛けずに便をするという行為があるのは周知の通りであるが、まさか21世紀になって久しい今日にそんな漢にエンカウントするとは想像だにしてはいなかった。 かくいう私も昔、地元のラーメンチェーン店にてその行為を行った事がある。もっともその時はカギが壊れたことに不覚にも気付かず私の桃尻を晒すハメになったのだが、もしドアを開けた彼がヤマジュン作品の愛読者であったなら私の恋愛観は今と違っていた可能性も否定はできない。彼がノンケであったことは不幸中の幸いといえよう。 さて、では何故今日の彼はその様な行為をしていたのであろうか。 その漫喫のカギは壊れているわけではなかった。彼の意思でカギを閉めず、そのスリルを楽しんでいたというのが大方の予想であろう。まったく平日の午前中からほとほとかぶいたものである。日本男児たるもの、かくありたいものだ。合掌。
by kerokerorinrin
| 2005-02-14 13:16
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